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夫婦げんかをしてしまう、3つの理由

どんなに仲の良かった2人にも、結婚生活に大きなヒビがはいってしまうことがありえます。

特に子どもが生まれて、喜び100%の出産直後が過ぎると、夫婦には数多くの試練が起こりますから、2人の関係は無傷では済まされません。

でも子どものいる、いないに関わらず、(当然ですが)夫婦げんかはあるし、状況が深刻になれば離婚することも、統計的には珍しいことではありません。

愛しあって、永遠の誓いがあって、仲が良かったはずの2人が、なぜ、夫婦げんかをしてしまうのでしょうか。

couple_argue

この疑問に対し、心理学の研究者であり、離婚確率を予測する数々の手法を見出したワシントン州立大学名誉教授ジョン・ゴットマン博士は、いくつかの見解を教えてくれています。

〜〜〜

その① 夫婦げんかの終わらせ方を学んだことがない

わたしたちは、夫と妻の関係性が大きく変わってきている世代です。親世代のように、夫だけが大黒柱で権威のある父権制ではありません。「男女平等」が耳にタコができるほど聞かされているし、徐々にですが学校でも会社でも浸透してきています。ところが、いざ自分自身が結婚すると、パートナーである夫・妻と、意見が衝突したり、感情が高ぶったときに、どのようにそれを処理すれば良いのか、学んでいないのです。すこし前までなら、両親や近所の大人たちを見て、「そうか、夫婦とはこういうものか」とインプットされ、マネることができました。ところが、「親世代とは違う、男女平等な夫婦関係」がいったいどのようなもので、ぶつかったときにどうやって収拾すれば良いのか、体験がありません。もちろん、学校で模擬体験のようなことも、する由もありません。(もし学校で「将来の結婚生活の会話の仕方」のようなカリキュラムがあったら、先生が困ってしまうでしょうね)

 

②男性と女性は、すれ違うのが自然

男女を結びつけるのは、たった3つのシステムしかありません。それは、「性欲」「恋愛」「愛着」です。ここでの「性欲」は、「この人いいな」と感じさせる瞬発的な感覚。例えば男性の匂いであったり、女性のくびれであったり、性的に刺激されるものです。「恋愛」は、湧き上がってくる熱い気持ちが抑えられない状態。研究によると、この状態が続くのは最長で1年半、とのこと。盲目的に惚れ続けるのは心身に大きな負担がかかるため、あまりに長くならないよう、生物的にブレーキがかかるようになっているようです。その後、恋が愛に変わって安定するのが「愛着」。夫婦関係という長い期間においては、この愛が定着する状態が大切です。ところが、驚くことにこの愛着には「賞味期限」があるようなのです。世界各国の統計を調べてみると、なんと離婚は結婚してから早い時期が多く、4年目でピークを迎えます。その後、徐々に離婚率は落ちていきます。一番の理由は、やはり出産。日本でも近年「産後クライシス」という言葉が出てきましたが、実は産後に離婚するのは、世界的に確率の高い事なのです。4年目までに離婚してしまう原因は、男性と女性のギャップによる衝突、という点だけではありません。それが「愛着」の賞味期限です。乳児がある程度育ったら、母親は動けるようになるので父親を必要としなくなる、というとても動物的な原理が働いているために、自然と「愛着」感情が低下してしまうのです。残念ながら、この性欲、恋愛、愛着、の3つ全てが、人生という長い間ずっとひとりの人だけに保たれるようにはできていません。つまり、男性と女性は放っておくと離れるようにできているのです。

 

③時間もお金も投資しない

私たちは、暮らしを快適にするための家電選びや、ちょっとした小物・雑貨にたくさんの時間とお金を使います。インテリアや、車も、一生懸命選ぶし、ローンを組むこともあります。暮らしのメンテナンスや改善には、誰だってとても熱心です。それから、自分自身のこと。スキルやキャリアを上げるためのセミナー、ヨガやフィットネスなどをやっている人は、本当に多いですよね。ところが、夫婦のパートナーシップに、時間とお金をかけている人が、いったいどれだけいるでしょうか。人生において最も大切な相手とのことを、どうして放っておけるのでしょう。もっと自分たちの時間やお金、情熱や努力を、投資してもよいはずです。パートナシップは、放っておけば、壊れやすくなるものなのです。家電や自分の身体と同じように、しっかりとメンテナンスをしてあげなければいけません。そうしないと、あっと気がついた時には、深刻な状況になってしまうかもしれないのです。

 

〜〜〜

ジョン・ゴットマン博士の「夫婦げんかをしてしまう3つの理由」、いかがでしたでしょうか。

ここでお伝えしたいのは、「だからケンカしたり、別れてしまうのは仕方ない」のでは、もちろんありません。「回避するためのスキルを磨けばうまくやっていける」ということです。

本当にできるのか?

もちろんです。世の中には、それができているカップルがたくさんいることが、何よりの証拠です。

そのための方法を、研究し、サービスにし、提供しているのが、パートナー大作戦です。

余談ですが、ジョン・ゴットマン博士の手法によると、80%以上の確率(!)で、そのカップルが数年後に離婚するか、無事に安定するかを判定することができるそうです。しかも、たった15分の会話からだけで。

一言で説明すると、重要なのは会話の「内容」ではなく「仕方」です。

機会があればその手法についても書きたいと思いますが、博士は「無事に安定するための方法」というのも、併せて考案されています。

パートナー大作戦ではもちろん、その方法を踏まえたミッションが用意されていますよ!

どうぞ試してみてくださいね。

 

(photo by  Raul Lieberwirth)

詩人ローゼから、結婚生活の3つのヒント

ドイツ人作家であり、詩人でもあるローゼ・アウスレンダー(Rose Auslander)。

戦時中のすさまじい体験を経て生まれた彼の作品集「Hints」の中に、結婚している人へ向けた詩があります。

今回は、その中から3つだけ、意訳をつけてご紹介します。

〜 〜 〜

In the heart of love

hold hands gently.
Plan to hold on
and on
and
on.

 

愛の心とともに

やさしく手を握ろう。
ずっと握り続けられるよう、考えよう。
ずっとそうしよう。
ずっと
そうしよう。

〜 〜 〜

To prevent cracks

avoid arguing
across a table
you bought together.

 

2人の関係に
ヒビを入れたくないのなら

2人で選んだ
テーブル越しに
口論をしないこと

〜 〜 〜

As needed:

Wash the sheets.
Dry them in the air.
Climb in together.

 

必要に応じて・・・

ベッドシーツを洗い
風と太陽で乾かそう
また敷いて、
2人一緒に寝転がろう

 

〜 〜 〜

Hints

ローゼ・アウスレンダー著 「Hints

夫婦のバレンタインは、甘くない

もうすぐバレンタインデー。

恋人たちにとっては、甘〜いイベントですね。

でも夫婦にとっては、少し意味合いが違います。

うまくいっているカップルであれば、チョコが渡されるのは自然な流れでしょう。

ということは・・・

もし、あなたが夫で、妻からもらえなかったとしたら?

それはアラートであり、妻からのシグナルかも、しれません。

妻の気持ちの変化(愛が冷め始めていること)に、鈍感な男性はとても多いのです。

妻から離婚を切り出されて、目を丸くして驚く夫。夫が驚いたことに、驚く妻。という笑えない話もよく耳にします。

夫の皆さまにおかれましては、どうか、「会社の女性から義理チョコでもいいからもらえないかな」なんて淡い夢を描かないでください。

本命である妻からもらえなかったら一大事の可能性もあるのだと、気を引き締めていただきたいと思います。

え? もらえないかもしれない人は、いまから何をすればいいのかって?

パートナー大作戦に参加してください。と言いたいところですが、とりあえずは、いままでやっていなかった家事をやってみてはどうでしょうか。トイレ掃除や風呂掃除に、食後の後片付け。
他にも、疲れが癒されるように、ハーブティーを入れてあげるとか、やさしくマッサージをしてあげるのも、いいかもしれませんね。

バレンタインチョコ2

さて、今度は妻である女性の場合。

先日発表されたプランタン銀座の調査によれば、なんと本命チョコよりも、自分向けのチョコのほうが、予算が高いという結果が!

本命用チョコの予算・・・3,300円
自分用チョコの予算・・・3,954円

もちろん、パートナーのいない女性も含まれた統計ではありますが、「自分用のチョコ」を買う既婚女性も確かに多くいらっしゃいます。

だって、「こんなに魅惑的なチョコレートがあるのに、買わないなんて!」「せっかく買っても、夫は甘いものが好きじゃないし」というわけです。

ここでパートナー大作戦としては、
「夫にチョコレートを渡す」
「自分用よりも、良いものをあげる」
ことをオススメします。

別に男性を擁護するわけでは、全くありません。(男性の皆さま、ごめんなさい)

「夫への気持ちが冷めているから、渡さない」というその行動が、さらに自分の中の愛情を冷めさせるからです。

自分のとった行動を、人は肯定したくなってしまうので、渡さなかったのは正しくて、私の気持ちはこれでいいのだ、という後押しをしてしまいます。

また、私たちはチョコを渡さない関係なんだ、と釘を刺してしまうことになります。

だから、逆の行動をとりましょう。

気持ちに関わらず、本命チョコを手に入れて、渡すのです。

渡した、という事実が、「渡すほど、自分には愛情があるんだ」「チョコを渡す間なんだ」という方向に押し流してくれます。

同じように、本命よりも自分用を高くするのはお勧めしません。

彼の方が安く済ませた、という事実が、気持ちを冷めさせる力を持つからです。

 

あと2週間に迫ったバレンタインデー。

夫婦にとっては、甘いだけのイベントではなく、2人が試されるイベントでもあるのです。

 

〜注記 〜

ここでは「チョコ」としましたが、バレンタインのプレゼントはチョコに限らず、辛いものだったり、服や靴など、本人が好きなものや欲しいものを渡す人も多くいらっしゃいます。

今回の内容は、チョコを「プレゼント」に置き換えて頂ければ、同じ話しになると思います。

仕事を早く上がる理由(いいわけ) 9選

今回も、テーマは「働き方」です。

まず何よりパートナーシップにおいては、早く仕事を終えて家に帰り、家族と過ごすのが一番です。

パートナー大作戦でも、定時に仕事をあがろう!というミッションがあります。

ところが前回の記事で、日本が突出して労働時間が長いことに触れたように、定時にあがるのが難しい職場が多いのが現実です。

周りの人たちが当たり前のように残っていると、自分だけあがりにくいですよね。

そうは言っても、(職場の人には言いにくい理由で)今日は帰りたい!という時だって、きっとあると思います。

例えば、友達と会うとか、映画を見たいとか、ライブに行きたい、とか。

それだって立派な理由ですが、職場のオーラ的に言えない状況は、よくあることです。

そこで今回は、使える「早くあがってしまう理由」を9個集めてみました!

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

man at office

1.歯が痛いので、歯医者に行く

「昨日から歯が痛くて、夕方に歯医者の予約が取れたので。」という感じで使います。風邪や発熱よりも、演技の必要がなく、難易度が低いです。また、病気だと自己管理の甘さを指摘する上司もいそうですが、歯の痛みはその点もクリアしています。

2.いつもは着ない、いい服を着る

朝から、「今夜は用事があるオーラ」を全開にさせましょう。いつもと見た目から違っていることで、相手も「あ、今日は早く帰るんだな」と感じ取ることができます。特に結婚記念日や誕生日などのお祝い事の場合なら、相手も咎めにくいものです。

3.親が体調不良で倒れて入院

子どもが病気で早退だと、嫌な顔されるケースはよくあるのですが、親が入院となると、妙に優しくされます。おそらく、儒教的な「親を大切に」という価値観が残っていることや、親の場合は命に関わるイメージがあるからでしょう。翌日に出社した時は、「検査したところ、大したことないみたいで、ホッとしました」と一言伝えておきましょう。

4.親孝行のため

3と同じく、親が理由だと文句を言いにくいカルチャーを活用します。「母が上京しているので親孝行してきます」とか「父の還暦祝いなんです」など、上司はむしろ好意的に感じてくれるかもしれません。ただし、使い過ぎは要注意ですよ!

5.ガスや水道の定期点検

ガス漏れの定期点検や、水道の点検は、実際に数年に一度あります。これも自宅にいないといけないので、致し方ない理由として通りやすいでしょう。

6.習い事

英会話にせよ、パソコンにせよ、習い事は決まった時間に始まります。また、遊びではなくスキルアップのためなので、周りもNOとは言いにくいのです。「英会話に行く日なのでお先に失礼します」と伝えてサラリと帰ってしまいましょう。間違っても、寄り道先で見つからないように注意してくださいね。

7.早く出社する

朝、誰よりも早く出社しましょう。そうすると、あなたが何時に来たのか、誰にも分からないのです。他の人たちは、後から出社した負い目があるために、あなたが先にあがることに文句を言いにくくなります。「早くに来たので、今日はお先に失礼しますね」とさりげなくアピールし、出てしまいましょう。

8.翌日、早く出社する

7の応用で、次の日にリカバリーする方法です。上司には「明日、早く出社しますので、すみませんが今日はあがらせてください」と伝えましょう。ただし、ある程度信用を得ていないと使えませんし、本当に翌日、早く出社しなければいけません。

9.正直に、でも大げさに言う

理由によっては、正直に言っても意外と受け入れてもらえるものです。少し大げさに伝えるのがポイントですよ!「はずせない合コンがあるので」「人生のかかったデートがあります」「今夜帰らないと、子どもに嘘つきって言われてしまうんです」といった具合です。

 

最後に、決めた時間になったら、迷わずにサクっとあがりましょう。もたついていてはいけません。挙動不審で、むしろ怪しまれてしまいます。

 

すべての職場が、ここでご紹介したテクニックを使わなくてもすむ日が来ることを、心から願っています。

※追記※
この記事をお読みになった管理職の方へ。
もし上記のいずれかの理由で早くあがりたい、と部下が申し出てきたときは、なみなみならぬ事情があるに違いないと察して、温かい心で送り出してあげてくださいね。きっと、部下からの信頼が厚くなること間違いありません。

デンマーク人が世界一ハッピーに働ける5つのルール

明けましておめでとうございます。

今年も、夫婦のパートナーシップに役立つ情報をお届けしていきます。

 

2015年のブログは、まず働き方からスタートしたいと思います。

というのも、日本人は仕事の時間が長すぎて、パートナーとの時間を持つのがとっても難しい!からです。

※OECD調査(*1)
※OECD調査(*1)

アメリカの1.5倍、デンマークの2倍近くも働いていますね・・・。

働き方を考えることは、自分自身はもちろん、パートナーや家族とのリレーションシップに密接につながっています。

だって仕事で疲れ切っていたら、家庭のことをやったり考えたりする体力が残っていませんからね。

 

さて、上のグラフでは、アメリカは日本よりずっと労働時間が短い結果になっています。でも実は、職種や地域によって大きく差があります。例えば成長分野のITや、マスメディア、金融といった仕事をしている人たちは、驚くほどの激務をこなしています。地域でいうなら、カリフォルニアやニューヨークですね。

今回は、そういったハードワークをしているアメリカ人のためにポストされた記事(*2)を翻訳してご紹介したいと思います。きっと、私たち日本人にも役立つ情報があるはずです。

タイトルは

デンマーク人が世界一ハッピーに働ける5つのルール

です。

~~~ ここより翻訳記事 ~~~

アメリカ人が自分の仕事を嫌だと感じるのはよくあること。そんなあなたに、デンマーク人の「アーバスグード」というコンセプトを紹介しましょう。これは「仕事での幸せ」という意味です。デンマークの職場で、どうやって実践されているのか、見てみましょう。

Landemaerket 29, 1119 K¿benhavn K, DK, Advance

デンマークが「世界一ハッピーな国」だ、とう調査をよく目にするかもしれません。興味深いことに、デンマーク人は家庭でハッピーなだけでなく、職場でもハッピーなのです。国別の仕事満足度調査をみると、ほとんどの調査でデンマークの従業員は世界一ハッピーだ、という結果が出ています。アメリカですか?まぁまぁです。1つデータを挙げましょう。最近のギャラップ社の調査で、18%のアメリカ人が上の空で働いていることが判明しました。つまり、その人たちは「職場との心のつながりが切れしまっていて、生産性が高くない」ということです。同じ調査で、デンマーク人は約半分の10%でした。

でも、なぜデンマーク人はアメリカ人に比べて、とってもハッピーなのでしょうか?それは、5つの重要な違いがあるからです。

 

ルールその1 妥当な労働時間

以前、とあるデンマーク企業で、管理職の仕事をしているアメリカ人に話を聞いてみました。彼は、自分が役立つことを示したくて、できる仕事は何でもやり、週に60~70時間も働きました。1か月たって、彼の上司がミーティングをしよう、と言ってきました。彼は、ハードワークを褒めてもらえるのだと、自信満々でした。ところが彼が言われたのは、「なぜそんなに働くんだい?何か問題があるのかな。何とかするために、私に何かできるかね?」でした。

デンマーク人でない人は、「デンマーク人って、仕事してるの?」と思う人がいるかもしれません。デンマーク人は、妥当な時間に仕事をあがるだけではありません。年に5~6週間ものバケーション(長期休暇)もとっています。何日もの祝日もああるし、1年間の有給の出産休暇が女性にも男性にもあります。OECDによると、平均的なアメリカ人が年間1,790時間働くのに比べて、デンマーク人はたったの1,540時間です(注:日本は2,860時間)。デンマーク人は他のどのOECD諸国よりもレジャーの時間が長いのですが、十分なレジャーと幸福度が正比例することは研究によって明らかになっています。

アメリカとの違いはハッキリしています。多くのアメリカ企業は、オーバーワーク(長時間労働)を献身の証として歓迎しているからです。「時間をつぎ込まなくてはならない」というフレーズがありますが、これは、より長時間働くほど、より多く仕事が進んでいるという間違った信仰です。これを「オーバーワークの崇拝」と言います。一方で、デンマーク企業は、従業員にも仕事外の生活があり、週に80時間も働くのは従業員にとっても企業の収益にとっても悪いことだと考えています。

 

ルールその2 上司の権威の低さ

Advance A/S, Landem¾rket 29, k¿benhavn K, DK, Mtre,

アメリカでは、上司が命令したことを、そのまま実行します。デンマークの職場では、直接的な命令はほとんど下されません。部下は、上司の言葉を<お勧め>のように受け取ります。オランダの社会学者グリート・ホフスティードはいくつもの指標でビジネス文化を数量化し、100か国以上について調べました。その指標の1つが「権威の差」です。権威の差が高い場合、上司は「自分の言葉が法律であるかのように振る舞える王さま」と言えます。アメリカの職場では、その数値が40でした。一方でデンマークの職場は、たったの18で、世界で最も低い数値でした。(注:日本は54です)

つまり、デンマークの従業員は、より自立できるし、より職場での権限があるわけです。それがわかる例として、デンマークの法律では、35名以上を雇用している企業は、従業員代表を取締役会に入れなくてはなりません。その代表者は、従業員たちから投票によって選ばれるわけですが、他のすべての取締役たちと同じ立場とみなされ、同じ投票権を持っているのです。

 

ルールその3 手厚い失業保険

デンマークでは、「失業はこの世の終わり」ではありません。実際のところ、その失業保険はあまりにも手厚すぎるくらいです。2年間も、元の給料の90%が支払われます。一方アメリカでは、失業は容易に家計の崩壊につながります。これが「仕事へのしがみつき」の原因になっています。嫌だ、と思っている仕事を続けてしまうわけです。なぜなら、失業している余裕がないからです。さらに、つい最近まで、失業はヘルスケア(健康保険)を失うことを意味していました(注:オバマ政権でアメリカは国民皆保険になった)。これも仕事への執着の原因でしたが、これは次第に解消されるでしょう。

単純に言って、もしあなたがデンマーク人で、自分の仕事が好きでないのなら、深刻な家計のリスクなしに仕事を辞められるのです。これによって、企業は従業員を大切に扱わなければなりません。そうしなければ、辞められてしまうからです。

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ルールその4 継続的なトレーニング

19世紀中ごろ以降、デンマークは労働者に対して生涯教育に力を入れてきました。これは現在でも続いていて、政府と、労働組合と、企業の間で、非常に緻密なポリシーが作り込まれてきました。従業員であればほとんど誰でも、希望すれば有料の研修を受講して、新しいスキルを身に着けることができます。これは「積極的な労働市場ポリシー」と呼ばれていて、OECDのどんな国よりも、デンマークはこのようなプログラムにお金をかけているのです。

これによって、仕事の環境が変わっても、デンマーク人は継続的に成長し、スキルを得て、もちろん雇用されて、必要な人材でいられるわけです。

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ルールその5 ハッピーなことの大切さ

英語とデンマーク語とは強い共通のルートがありますが、片方の言語にしかない単語、というのも、もちろんあります。デンマーク語にあって、英語にはない単語の1つに、「アーバスグード(arbejdsglæde)」があります。アーバスは仕事、グードは幸せ、という意味ですので、アーバスグードは「仕事での幸せ」となります。この単語は、他の北欧言語にもあります(スウェーデン語、ノルウェー語、フィンランド語、アイスランド語)。でも、それ以外の言語では見られません。

北欧には「アーバスグード」という単語がある一方で、日本語にはその代わりに「カローシ(過労死)」という単語があります。これは偶然ではありません。デンマーク語にその単語があるのは、デンマーク人が従業員を幸せにしよう、という熱意を、長期間にわたって慣習として築いてきたからです。ほとんどのデンマーク人にとって、仕事は単なるお金の手段ではありません。仕事をしっかり楽しむことは当たり前のことなのです。

アメリカでの仕事への態度は全く違います。数年前、私がシカゴで講演した時、聴衆の1人からこんな意見がありました。「もちろん、私は自分の仕事が嫌いです。だから、会社は私に給料をくれるんです!」と。多くのアメリカ人は、自分の仕事が嫌だし、それは全く普通のことだと考えています。さらに、多くのアメリカの職場では従業員が幸せになるためのことはほとんど、もしくは一切、何もしません。「もし仕事が楽しいなら、まだハードワークが足りていないってことだ」という信仰にしがみついているのです。

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まとめ

私は何も、デンマーク企業が理想郷で、アメリカ企業は非人道的な悪の巣窟だ、なんて言うつもりはありません。ひどいデンマークの職場だってあるし、輝かしいアメリカの職場だってあります。グーグルやザッポスは、個人的にはそういう企業だと思います。

しかし研究結果は、2つの国の、システム的で文化的な違いを明らかにしています。なぜデンマークの労働者が、アメリカの人たちよりもずっとハッピーなのかが、ハッキリ分かっています。

アメリカのやり方では、ハッピーには程遠いと言えます。ハッピーな労働者はより生産性が高くてイノベーションを起こしやすい、という研究は数多くあります。結果として、ハッピーな企業は、よりハッピーな顧客を得られるし、より収益をあげられるのです。デンマークの労働者はOECD諸国の中でも最も生産性が高いこと、そしてデンマークは世界同時不況をうまく切り抜け、失業率もわずか5.4%しかないことも付け加えておきましょう。

 

 

*1 – OECD average minutes spent per day 

*2 – 5 Simple Office Policies That Make Danish Workers Way More Happy Than Americans

[Images: This Ain’t No Disco]

ラグビーの技術が、そのまま夫婦に生かせることが判明

楕円形のボールをゴールへ運ぶスポーツ、ラグビー。

ラグビーならではの独特なルール、それは「パスは後ろにしかつなげない」です。
ボールを持っている人は、パスする相手の姿は基本的に見えません。自分より後ろにいますからね。見えないのだけど、相手に奪われないようにパスを出さないといけない。そこで、仲間は声を出して自分の位置を伝えます。その声を頼りに、パスを出すそうです。

rugby

さて、ラグビー日本代表としてワールドカップにも出場した平尾剛さんが、最近出された著書に「近くて遠いこの身体」があります。全編を通じて、ラグビーのたのしさや、身体運用について書かれています。

この本自体、もちろん大変おもしろい内容ですが、別に夫婦のパートナーシップとは関係のないテーマです。

ところが驚いたことに、完全にラグビーの話をしているのに、まさに夫婦のコミュニケーションの要を述べている箇所があるのです。

以下、抜粋します。

どれほど的確な「指示」の声であっても、聴く耳がなければそもそも成り立たない。誰にも届かない声を出し続けることくらいしんどいことはない。やがて声を出すのがいやになり、そのことでパスがつながらずプレーが停滞する。当然のことながらチームの調子は上がらない。・・・(中略)その結果、声の出し方が形骸化する。怒られないように「出しとけばいい声」を連呼するようになる。

パスとチームについての、ラグビーの話ですね。

ではこれを、そのまま夫婦に置き換えてみましょう。

どれほど的確な「内容」の(自分の)声であっても、(パートナーに)聴く耳がなければそもそも成り立たない。誰にも届かない声を出し続けることくらいしんどいことはない。やがて声を出すのがいやになり、そのことで会話がつながらずコミュニケーションが停滞する。当然のことながら夫婦の関係は良くならない。・・・(中略)その結果、会話のし方が形骸化する。ぶつからないように「しておとけばいい会話」をするようになる。

思わず、あぁ そうか!と頷いてしまうような、夫婦のコミュニケーションについての文章になりました。

では今度は、文中の(自分の)と(パートナーに)を逆に置き換えてみてください。

「パートナーの声は、自分に聴く耳がなければ成り立たない・・・」

今度は、耳の痛い内容になりますね。

 

実は、夫婦仲がむつかしい状況になってしまうプロセスに、まさにこのようなコミュニケーションの停滞があるケースは少なくありません。
そして、どうしてそうなってしまったのかを紐解いていくと、やはりどちらかの「聴く耳」の有る無しに至ります。

 

「聴く耳」を持てるかどうか、相手に持たせられるかどうか。どうやらこれがコミュニケーションの要のようです。

 

  • パートナーに聴いて欲しいときのポイント

いまが適切なタイミングか、相手は聴くことに同意しているのか、テレビや携帯など妨害するものはないか、少し気をつけてみましょう。
誰しも、自分の都合で勝手に「声」を出しておいて、「聴いてない!」と不満を持ってしまいやすいからです。

 

  • 自分が聴くときのポイント

一番わかりやすいのは、手を止めて相手に集中することです。
余談ですが、アメリカ元大統領ビル・クリントン氏と話したことのある人は口々に、「彼は、まるで世界には目の前の私1人しかいないかのように、私の話しを聞いてくれる」と言うそうです。
そんな風に自分の話しを聴いてくれたら、話した人の満足感や安心感はとっても高いでしょうね。
もし今聴くのがムリなら、「少し待って」と伝えましょう。

 

忙しい毎日で頭はいっぱい、目に入ってくる情報もたくさんの毎日です。意識しないと、なかなか「耳」は機能してくれないようです。

「聴く耳」があってこそ会話は成り立つことを、どこかの片隅に覚えつつ、パートナーとの時間を過ごしてみては、いかがでしょうか。

夫婦の上手なスマホの使い方

スマートフォンは、はじめテック好きな男性を中心に広がりましたが、

ここ2年で大人の女性にも一気に浸透してきました。

けん引したのは、LINEやFacebookを始めとするコミュニケーション系アプリです。

スマートフォン(以下スマホ)がないと、頻繁なやりとりをするコミュニティに、そもそも入ることができません。
膨大な情報をシェアしあう女性たちにとっては、必須のツールになりつつあるようです。

 

ところで、夫婦そろってスマホをもっているカップルは、どのくらいいるのでしょう。

40代までの既婚女性の7割近くがスマホを持っているという統計や、AEONなど郊外型のショッピングモールでも格安スマホが出ていることを考えると・・・

その世代では半数以上、おそらく6割程度は「夫婦そろってスマホ」という状況だと思います。スマホ同士の夫婦は、もはや主流になったわけです。

 

さて、ではそれを夫婦間でどうやって使っているのでしょう?

スマホの使い方によっては、夫婦の関係に全く逆の効果がでてくるようなので、注意が必要です。

 

まず夫婦のコミュニケーションに、上手にスマホを活用している事例を3つご紹介しましょう。

・LINEやFacebook Messenger

「いま」の状況を相手に伝える。例えば、「いま仕事あがって帰る」 「いま子どものお迎え完了」 「もうすぐ駅。何か買って帰るものある?」。こうして自分の状況をつたえると、パートナーは先の見通しができます。
いまから30年ほど前に、NTTによるキャンペーン「カエルコール」なんてものが、あったのです。夫が仕事から帰るときに、妻に公衆電話などから電話を一本入れる、という。その電話は確かに助かりますし、何より「気にかけている」ことを感じられます。それはスマホになっても、意味は同じです。
ちなみに応用編として、パートナーに早く帰ってきて欲しい時は、子どもが「帰ってきて〜」と訴えている動画を送ると、ぐっと効きます。

・カレンダーアプリ

お互いの予定や家族の予定を共有する。毎日忙しいし、どうしても先の予定を忘れてしまうのは仕方がありません。特に小さな子どもを育てている時期は、「ひと泣きされるごとに、ひとつ何か忘れてしまう」と嘆く人はたくさんいます。カレンダーでは共有イベントを登録できて、お互いうっかりがなくなるし、不毛な「言った・言ってない論争」を減らすこともできます。

・Amazonや楽天などの買い物アプリ

日用品を始め、ちょっとした物を即手配する。ついつい買い忘れたものなどを、その場でささっと注文できます。妻:「あ!おむつが足りない!」 夫:「いま1-Clickで注文しておいたよ」という感じで、妻に偏りがちな買い物をある程度、夫にも分担してもらいやすくなります。

 

以上、3つを簡単にご紹介しましたが・・・
実は、ここに共通していることがあります。

それは、「シェア」していることです。

状況を伝えてシェアする、予定をシェアする、買い物をシェアする・・・。

こういう使い方では、基本的に夫婦間コミュニケーションに良さそうです。

 

一方で、スマホがあまりにも便利で、「SNS依存症」という言葉がでてくるほど魅惑的なため、パートナーと過ごしている時間でも、ついつい使ってしまいがちです。

これはもう、端的に言って「パートナーの話を聞きながら、スマホをいじってしまう」問題です。

Stephen McCulloch phone

レストランやカフェでも、、カップルや家族といるのに、スマホとにらめっこしている人、とても増えてきています。

せっかく一緒にいるのに、耳だけパートナーのほうをを向けて、目も心もすっかり手元のスマホに向けてしまっている。本人は聞いているつもりかもしれませんが、話している方はちっとも聞いてもらっている気分になりません。
パートナーの「あなたと話したい」気持ちが、スーッと冷めていく音が聞こえるかのようです。

この問題については、スマホのルールを決めるのも、1つの方法です。例えば・・・

  1. 自宅での食事中はスマホを一切使わない。
  2. レストランでも使わない。せっかくの外食ですからね。
  3. 相手がスマホを使っている時は、まず「いま、いい?」と一言かける。

つまり、一緒にいる時間を、顔を見て会話することを、大切にしよう!というルールですね。

 

スマホは新しいツールだけに、まだまだ「こう使うものだよね」という合意が広くできあがっていません。常識がまだできていない、と言えます。

だから、パートナーシップに生かすこともできるし、同時にトラブルが起きやすくもあります。

とっても便利なスマホ、上手につきあっていきたいものですね。

 

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

「パートナーとスマホ」について一言ある!という方、ぜひご意見お寄せください。

こちら→ パートナー大作戦に一言 です。

お待ちしております。

離婚リスクがわかっちゃう計算機

せっかく結婚したカップルが、離婚してしまう確率って、どのくらいなのでしょうか。

平成23年の婚姻数が、66万組、平成20年の離婚数が、25万組。

単純にこの数字で計算すれば、37.8%ですが、、、1年で離婚する夫婦も、30年の夫婦もいらっしゃいます。

他にも、結婚5年未満の離婚率が最も高い(35%)とか、

子どものいない夫婦よりも、育児中の夫婦の方が34%も離婚率が高いとか、

統計データはいろいろあります。(上記は全て厚生労働省提供

 

でも、自分の場合はどうなの?に答えてくれるデータは、あるのでしょうか。

年齢や学歴、仕事、価値観、子どもなど、自分のようなプロフィールの人が、どれくらいの確率で離婚しているのか。

「あれほど仲良しだった2人だったのに・・・」という夫婦が、離婚することだってあり得るのです。

自分の離婚リスクを知っておくことで、身を引き締め、よりパートナーや子どもを大切にしよう、と思いながら日々を過ごせたら、十分に価値のある情報だと思います。

 

そこで調べてみたところ、残念ながら日本には使える状態のものは見つかりませんでしたが、米国には「離婚リスク計算機」なるサービスを提供しているところがありました。

いくつかあるのですが、一番簡単で、女性向けのツールがあるので、ご紹介します。

男性は、自分のパートナーのつもりで使ってみてはいかがでしょうか。

ただし、あくまで米国の統計データですから、「へぇ、こんなのあるんだ」というご参考程度にしてくださいね。

 

こちらです▶︎ Female Devorce Risk Calculator
離婚リスク計算機

【使い方の説明】

1)まず、サイトに行ってください。
Female Devorce Risk Calculator (女性の離婚リスク計算機)

2)ページの中ほどから、質問が始まります。全部で10問です。

start

3)結婚した時の年齢

  • 21歳より下
  • 21〜25歳
  • 25歳より上

age at marriage

4)学歴

  • 4年制大学を卒業(もしくは卒業予定)
  • 4年制大学には行っていない

education

5)信仰

  • カトリック
  • それ以外

religion

6)育った家庭環境

  •  子どもの頃はずっと両親と過ごした
  • 子どもの頃に両親が離婚して、どちらかと暮らした

family background

7)初体験

  • いまの夫ではない男性だった
  • 結婚前に、夫としたのが初体験だった
  • 結婚後に、初めて夫とした

virginity

8) 結婚前に子どもを産んだ場合

  • シングルマザーとして
  • シングルマザーではなかった

wedlock birth

 

ここからの後半は、価値観についてです。

9)結婚生活の問題をどうにも解決できそうにない場合、離婚するのが最善策だ

  • まったくそう思う
  • そう思う
  • そう思わない
  • まったくそう思わない

divorce is

10)若いカップルは、結婚するまでは一緒に暮らすべきではない

  • まったくそう思う
  • そう思う
  • そう思わない
  • まったくそう思わない

young couple should

11)女性は結婚していなくても、子どもを産んでいい

  • まったくそう思う
  • そう思う
  • そう思わない
  • まったくそう思わない

have a child

12)夫というのは、仕事のキャリアで成功することよりも、家族とたくさんの時間を過ごすことのほうが大切だ

  • まったくそう思う
  • そう思う
  • そう思わない
  • まったくそう思わない

important for a man

 

そして最後に、「10年以内の離婚確率」が表示されます。

10 year separation risk

 

いかがでしたか?

繰り返しますが、これは米国の統計データを用いた試算ですから、あなたにピッタリ当てはまるわけではありません。

ただ、誰がやっても、0%にはならないはずです。

離婚は、どんなプロフィールの人にも、起こりうることだからです。

どうぞ、いまのパートナーを、大切にしてくださいね。

男の夢・ハーレムは、実は悪夢だった

今回は、男性たちの夢・ハーレムが実現した世界を想像してみましょう。

もし、ハーレムを合法化したら、果たして男性にとって「夢の世界」が実現するでしょうか?

harem John O'Nolan

「何人もの女性に囲まれて・・・エヘヘ・・・。」

なんて、淡い夢を描いているのかも、しれませんね。

不思議なことですが、なぜか必ず、男性は「自分が女性に囲まれている」のをイメージしてしまうようです。

 

でも、考えてみてください。

男と女の人口比は、だいたい1:1です。

ハーレムって、1人の男性が10人の女性を囲む、ということです。

ということは、そうではない9人の男性には、お相手の女性がいません

 

男女10人ずつ集まったパーティーがあったとして、

10人の女性全員が、1人の男性にいくだなんて、悲劇すぎませんか?

 

ハーレムは、モテの格差を最大化した制度です。

ごく少数の「ハーレムを持つ男性」と、

大多数の「女性と縁のない男性」とができてしまう。

 

ゴリラやライオンなど、ハーレム制度の動物を見ればはっきり確認できます。

弱いオスたちは、群れに入れてもらえず、まったくメスと縁がない人生を送っています。

 

 

え? ハーレムにしたら、女性たちはどうなるかって?

「彼を独占したい」欲は満たされないでしょうね。

でも、それは一時のこと。

彼のところには、同じ立場の妻たちがたくさんいるわけですから、子育てがどれだけしやすいことか!

夫と2人きりよりも、家事も育児も協力し合えて、話しも聞いてくれる妻たちと一緒の方が、よっぽど良いのかもしれません。

 

よかったですね!

ハーレムなんてものがなくて。

1:1で結ばれるって、すばらしいことです。

そう思うと、自分といてくれるパートナーに感謝しつつ、家事や育児をもう少し増やしても、

バチはあたらないと思いますが、いかがでしょうか。

 

家事ほどオイシイものはない

妻が感じている不満に、夫は気がついているでしょうか?

(という投げかけをしているのは、気がついていない人が多いからです。)

夫への不満ナンバー1、それは「感謝の言葉が少ない」です。

妻の不満第1位は、「感謝の言葉が少ない」(*1)
妻の不満第1位は、「感謝の言葉が少ない」(*1)

 

さて、では夫は、妻の何に感謝すればよいのでしょうか?

それはもちろん、「家事」ですね。

ほとんど・すべてを妻が負担が74.2%!
ほとんど、もしくは全て妻が家事を負担という回答が、74.2%!(*2)

妻の方が、圧倒的に家事をやっています。夫だってもっとやっているかどうか、個別に言い分はあるでしょう。でも、少なくとも妻たちは、「私の方がずっと多く(つまり不平等なほどに)、担っている」「こんなにやっているのに、夫から感謝が伝わってこない」と感じています。

妻に感謝しすぎることはありません。コレを読んだら、すぐに「いつも家事をやってくれてありがとう」と伝えましょう。口頭ででも、メールででも。

さて今回は、これで終わりではありません。

もし、これまでフェアではなかった家事の分担に、夫から積極的に働きかけたら、どうなるでしょうか。つまり、今よりもう少し、夫が家事をやるのです。

するとどうなるか・・・。

妻から夫への評価が、ロケット発射のごとく、一気に高まるチャンスです。

みてください。「夫をイケダン(イケてる旦那)だと思うか?」の調査結果(*3)を。 

夫はイケダン 夫はイケダンではない

家事をやる夫は、イケダングループに。

家事をやらない夫は、イケダンではないグループに入れられています。

稼ぎがいいとか、足が速いとか、頭がいいとか、一言も出てきません。全然関係ないのです。

それよりも、パートナーを支えてくれているか、大切にしてくれているかが、要諦なのです。

家事を少しずつやるようになるだけで、パートナーが喜んでくれて、イケダン認定されて、家庭が居心地よくなるなんて、大もうけだと思いませんか。

 

しかし、これまであまり家事をやったことのない男性にとっては、ハードルが高いかもしれません。

でも考えてみてください。

例えば料理にしても、料理人は男性がほとんどですよ。

食器洗い、小学生のお手伝いの一つです。できないわけがありません。

トイレ掃除に風呂掃除。やり方を聞いて、その通りに実行するだけです。

 

以前行ったインタビューからも、他の国では男性が家事をやるのは当然になってしまって、やったからって大して評価されません。

日本の夫にとって、家事をやることほどメリットの大きい時間の使い方は、おそらく他にないかもしれませんね。

 

 

<出典>

(*1) 結婚10年以上の男女600人対象 日本の夫婦の「いま」を調査 プラチナ・ギルド・インターナショナル株式会社

(*2) 家事と夫婦生活に関する意識調査 東京エレクトロン デバイス株式会社

(*3)夫は「イケダン(イケてる旦那)」かどうか マイナビニュース